2022年03月01日

イエラ・レップマンの「子どもの本で平和をつくる」

しばらくSNSをお休みしていましたので、久しぶりの投稿となります。

今日は、ある絵本をご紹介。


イエラ・レップマンの「子どもの本で平和をつくる」

空腹で食べ物を求め、戦後の瓦礫のなかを歩く少女とその弟は、

街中にできたある建物にはいります。

そこには、世界中から集められた子供のための本が

おいてありました。本の世界をとおして、少しづつ

二人は夢や希望を思い描くことができるようになっていきます。


お話のなかで、読み聞かせをしている女性がでてきます。

彼女は実在の人物、イエラ・レップマン。

敗戦後のドイツで、子供たちに笑顔を取り戻したいと、

世界ではじめて子供のための国際児童図書館を作った女性です。

素晴らしい子供の本は、人々が理解し合う助けにもなると・・・

巻末に、そんなレップマンさんの解説も書かれています。


レップマンさんが目指したことと反対の出来事が、

今起こってしまっているけれど・・・

このお話から届けられてくるメッセージを大切にうけとめたいと、

あらためて絵本を読み返しています・・・


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posted by トモミ at 12:13| 日記