昨日、大学時代の同期でもある友人が天国へ旅立ちました。
一週間前には、お互いにありがとうと、ほめあいっこばっかりしているね〜、
と笑いながら電話を切ったばかりだったのに・・・。
そのあとに他愛もない、でもちょっと特別な蝉の抜け殻のこと、
幸せのおすそ分けといって書いたメールが最後になってしまった。
友人はその蝉のように、体という殻をぬいで魂だけになってしまったんだな・・・
職人さんみたいに手先がすごく器用で、立体作品なんか作ると
ものすごく上手だった。病気をして、入退院を繰り返し、
好きだった物作りまでできなくなってしまって、
どれほど苦しかったことだろう。
けれども、新たな人生を歩み始めて、素敵なお仲間に出会い、
日に日に生きることがシンプルになっていく友人の姿に、
本当にたくさんの感動と勇気をもらいました。
どんな時でも、たとえ病のさなかにあっても、
人生を深いところから受けとめると、
そこには優しい気持ちと感謝しか生まれてこない・・・
そんな大切なことをその友人から教わりました
写真は、お庭で咲いたばかりのスノードロップの花。
花言葉をみてみたら、なぐさめ、逆境の中の希望という言葉もあったので、ここに。